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引き金を引くという事 [日記]

前の記事では有事の際自衛隊が国家や国民の生命及び財産を守れるかと言う事だったが

敵に対して引き金を引くと言うことはどういう事なのか考えてみたい
兵士である場合
敵に対して引き金を引くという行為は明確な殺意の下で精神的に制御された状態でなければならない
確かに戦闘状態に陥った場合正常な精神状態を保つのは難しいだろう
ましてやさっきまで話していた同僚(戦友)が目の前で撃ち殺され
自分にも明確な殺意を向けられているのなら猶更である
戦場では正気を保つことは困難であるというのは容易に想像がつく

ただ自分のみならず国家や国民の生命・財産を敵の軍事力から守らなければならない場合
精神的に正常な判断が出来ない戦闘は極力避けなければならないのは明白だろう
戦闘と言うのは制御された暴力でなければならない

戦場で敵と対峙する兵士は無論
戦闘を指揮する者
軍(自衛隊)を動かす者

全てにおいて正常な判断を求められる(よりベストな判断)
何が言いたいのかと言うと
力(武力のみならず権力もだ)は正常な判断の上で運用されなければならない
つまりは権力や暴力の暴走を防がなければならないのだ

仮に戦争になってしまったっ場合
国民は蹂躙され略奪され生命すら奪われる可能性がある敗戦だけは避けなければならないのである
事が起きたら勝利以外の選択肢は無いのだ
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コメント 2

松下禅尼

 引き金を引くのは相当な覚悟が要ると思います。
大抵不慣れな土地や環境での戦闘行為になりますから体力や精神力も相当に要求されるでしょうね。果たしてその環境に今の自衛隊員が耐えられるかどうか・・・
 それ以上に、この戦闘状態が続き、極限状態が長く続くと人間、精神に支障が必ずと言っていいほど出てきます。
 果たして戦闘中のみならず戦闘終了後、このような精神状態に支障を来した兵士に対して十分なケアができるかも課題となりますね。
(ベトナム戦争でこの問題を風刺した、チャーリー・シーン主演映画「プラトーン 」(1986)がありますね)
 こうした後方支援やアフターケアを考えると、相当な国力(富)貯めないとだめですし、勝てる見込みのない戦はやってはいけませんね。
 先の大東亜戦争での国民への補償(原爆患者医療や残留孤児などへの生活保障等々)が未だに終わっていないのがいい例です。
 乱文失礼しましたペコリ(o_ _)o))

by 松下禅尼 (2017-10-15 23:51) 

kojirou

松下様いらっしゃいませ
今回の記事は暴論や理想論であることは十分に承知した上で書きました

現実的には戦場の環境は異常なのは当たり前で正常を保つことなど無理でしょうね
自衛隊にとって唯一有利なのは環境がそれほど変わることがないというところでしょうか
自衛となれば日本と言う国での籠城戦となります
そもそも自衛隊が取れる戦術は限られると思われます
理由は以下の通りで
補給できる物資や限られている(火器・銃器・弾薬・菱食)
補給線を伸ばすことが出来ない(輸送手段・補給線の防衛に兵力を投入出来ない)
兵力の分散配置できるほどの戦力(兵力・経済)がない
戦後のケアは勝ってこそですが
経済的にかなり疲弊するのでかなり難しいでしょうね
そもそも未体験の領域なので何が起きるか想像できません

ですが松下様のような視点は必要不可欠であり
いつもながら貴重なご意見には感謝しております
懲りずにご意見を聞かせて下さい


by kojirou (2017-10-17 19:18) 

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