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シン ゴジラ [日記]

先日 地上波で公開されたシンゴジラですが
中々よく出来てますよね
特に政府のゴタゴタ感などよく出ていたと思います
ただ時間的な制約からか政府の動きがかなり良く
現実はあれほど迅速に行動できないでしょう
無論野党の妨害もあるでしょう(笑)
そりゃ日頃から違憲と大声で喚いてる政党がただでさえ難しい防衛出動の定義を盾にとって妨害しないわけがないですし
彼らの言うところの「悪しき資本主義国家」の破壊を止めるとは思いませんよ
むしろここぞとばかりに野党共闘で破壊を助長する行動に出るのではないかと(笑)
環境保護団体と称した左翼テロ組織も動き出すでしょうし
お隣の共産圏の国も一応同盟国と称してる国も黙ってないでしょうし
これに乗じて野党と共謀して侵略を画策されたらたまったもんではありません


自衛隊の出動ですがあれほど早く出撃できるか疑問でもあります
仮に法的にクリア出来て防衛出動が要請されたとします
(たぶんここらへんでゴタゴタが一層ひどくなり対応が遅れると思いますが)
自衛隊の武器弾薬の管理はかなり厳格で防衛出動要請が出たとしても
各駐屯地の弾薬庫からの弾薬で駐屯部隊の戦闘行動を賄えるほど駐屯地に備蓄していないはずで
弾薬集積庫へ弾薬を受領しに行かなければならないはずです
流石に初動での出撃はコブラ1個小隊程度だったのであんなものかなと思います
駐屯地の弾薬庫には威力偵察分の弾薬ぐらいはあるでしょう

次にタバ作戦(多摩川を防衛線とした作戦)ですが
防衛出動待機命令が出ていた場合
弾薬の受領は済んでると思いますのであの程度の作戦なら可能かと思います

待機命令が出ていて 統合任務部隊(JTF(Joint Task Force))が編成済みでしかも出動想定範囲内であれば時間的になんとかなるかなと思います

未知の生物に対応する武器と弾薬があれでよいのかの検討も必要だと思います
映画では機銃(コブラ搭載の20㎜バルカン砲では効果なくアパッチの30ミリ機銃に切り替えてましたが)効果は知れてるでしょう
仮に人と同じ構造だとして皮膚の厚さはシンゴジラは体長118mですので単純計算でも人の身長を175㎝としても70倍近くあります
当然皮膚の厚さもそれなりになりますので貫通するのは難しくなります
人と同じような皮膚であれば砲弾やミサイルなどの通常兵器でも勝算は出てきますが
爬虫類の様な皮膚だとどうなることやら
映画ではもっと進化したゴジラに対して自衛隊の武器弾薬では歯が立たなかったのも当然と言えば当然です
戦車 特科の砲撃も通用しませんでした
戦車の砲弾の種類も気になりますが多分HEATだと思われます
効果なしでAPSFDSにしたところで棘が刺さる程度にしかならないので・・・
一応空自のJDAM装着の爆弾は多少通用したようです
よく勘違いされる方がいますがJDAMと言う爆弾は存在しません
JDAM(Joint Direct Attack Munition)は日本語にすると統合直接攻撃弾となり
無誘導爆弾に精密誘導能力を付加する装置のシリーズ名です
後に米軍のB2からの地中貫通型爆弾(Bunker Buster)が効果がありましたが
自衛隊は地中貫通型爆弾を保有していません今後はどうなるかわかりませんが現時点では敵の基地や要塞の攻撃に使われるこの手の兵器は防衛戦略上必要なしと判断されるからです

御殿場付近から(東富士演習場だと思いますが)MLRS(Multiple Launch Rocket System)の攻撃が行われていましたがM31A1GPS誘導ロケット弾の精度次第では可能でしょう
スペック上はGPS誘導ありで49㎞で10mの誤差ですので容認範囲なのかなと
射程は自衛隊で使用されたと思われるM31A1GPS誘導ロケット弾であれば70Km以上(一説によれば85㎞以上)あるので直線距離であればなんとか届く距離だと思われます

映画でも最終的に熱核爆弾等に頼ることになりますが
現状では熱核爆弾が最も可能性が高い兵器ですので十分に考えられます
通常兵器で殲滅できるのが理想ですなんですけどね
その為にも海上への誘導は必須になるかと思います
都心で熱核爆発なんて洒落にもなりませんし
統合任務部隊であれば当然海上自衛隊も含まれますので
作戦立案の時点から対陸上から海上へ誘導は検討されると思われます
武器使用の制限が都市部と海上では雲泥の差になりますし
総力戦であれば当然より強力な武器使用のため海上戦になるかと思います
とは言え沿岸部での戦闘ですが
沖合からの艦砲射撃及び対艦ミサイル等の攻撃と陸上からの砲撃
上空からの爆撃が可能な場所が理想でしょう
釘付けにできればの話ですけど
仮に無理だったとしても沖合まで誘導できれば核攻撃の被害も抑えることが出来ます

映画では最終的にゴジラ凍結が目標のヤシオリ作戦で血液凝固剤を口から投与していました
あの場合は地上戦ではなくては難しいでしょうが・・・

さてヤシオリ作戦の名前の由来はヤマタノオロチを討伐する時に用いたのがヤシオリ(八塩折)と言う名前の酒なのでそうなったのでしょう
オロチに飲ませたのは酒ですが今回はゴジラに血液凝固剤を無理にでも飲ませる言う事ですね
ついでですがアメノハバキリと呼ばれていた高圧ポンプ車を主軸とした部隊が居ましたが
アメノハバキリ(天羽々斬)は須佐之男命がヤマタノオロチの討伐に使った剣の名前となります
羽々とはヤマタノオロチを指すそうです
ゴジラをヤマタノオロチ(八岐大蛇)に例えるのならヤシオリもアメノハバキリも妥当なネーミングだと思います(笑)

環境に関してですが
あれだけの生物を撃退するのですから汚染などにも気を使わなくてはなりません
ゴジラの様な放射能の影響があるなしにかかわらず影響は考慮しなければなりません
仮に強酸性の体液を持つ生物だとしたら大惨事になるでしょう
強酸性でなくとも酸性にせよアルカリ性にせよ土壌や河川 海洋の汚染は免れませんし
中性だとしても戦闘で飛び散った細胞やら体に付着した汚染物質なども考慮しなければならず
考えればキリがないほどの問題点が出てきます

まぁ映画の話ですからね
あまり現実に置き換えるのも無粋ってもんですが
素人が思いついただけでもこれだけ出てくるのですから実際のところはどうなることやら
今回はこの辺で
気が向いたらこの続編をやるかもです
子供のころからゴジラを観て育った世代なのので話題は尽きないのもあるんですけどねw
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